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2021/11/6 湯之奥金山博物館見学・砂金採り体験!

晩秋の11月、第一週の土曜日は、下部温泉周辺にあります

「湯之奥金山博物館」

に行って来ました。

▼ウェブサイト
https://www.town.minobu.lg.jp/kinzan/


まず、展示室で金山の歴史、金についての展示ブースを見学。
みんな金のインゴッドにテンションがあがって、わいわいしていました。

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金山にも長い歴史があるんですね、とても興味深いです。
金を採掘・精製する作業でも、山から掘ったり風を送ったり、川から砂金を採ったりなど、いくつかの方法があるそうです。

金はむかーしむかしから、みんなの心を捉えてはなさない魅力があり、非常にさびにくく輝きのある性質から、珍重されてきました。

小学生(特に男子)のとき、一度は金色の色鉛筆や絵の具を独り占めしたいと思ったものでしょう。
金は世界各地で、宝飾品や権威の象徴、時には儀式の道具として使われ、そんなことを思うと、金にたいする見方もまた、ちがった見え方になってくることでしょう。


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そしてみなさんおまちかね!

「砂金採り体験」

30分の制限時間の中で、係員さんの説明を聞いた後、みんな一心不乱に砂金を探していました。


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とても集中力が鍛えられる作業で、金が拾えるということもありみんなのモチベーションも高め。
砂金以外にも水晶や鉱物なども混じっていたようで、それも拾えるそうです。

トレジャーハンター心をくすぐられる一日でしたね。

2021/10/30 ハロウィーン&あにまる

エフラボのみんなが待ちに待っていたハロウィーン。
毎年職員も児童もしっかり仮装して集まります。

今年の職員の裏テーマは「ジブリ」でした!
みんな気合ばっちりでしたね。


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午前中はチームに分かれてゲームを楽しみました。

・三角帽子を被った仲間に新聞紙輪投げ
・毎年恒例!ミイラの包帯巻き
・お楽しみありのビンゴ大会!

どれもみんな楽しんで参加していましたよ。

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お昼は毎年恒例のみやじまさんへ。


▼ウェブサイト
https://nbvg500.gorp.jp/


美味しくいただきました!
職員たちは毎年この味を楽しみにしているんですよね。


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そして、午後は働くお祭「エフラボあにまる」!!

みんな交代でお店のスタッフをしつつ、それぞれが余暇活動で製作・制作した商品および作品の販売、アイスクリームやジュースなどライトミールの販売を行ったり、ゲームで景品獲得を目指したりしました。

楽しい遊びの中で、ソーシャルスキルを身につけられたかな?


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職員も児童に負けじと「ガチ」のコスプレ。

楽しみ方を学ぶのも大事なことだなあと、凝り固まった自分に気づかされた日でもありました!

2021/10/16 陶芸体験  千居窯にて

この日は曇り空、のち雨。
晴耕雨読と言いますが、人は薄暗いほうが脳が活性化するらしいですね。なので、クリエイティブにはもってこいです。

富士宮市下条にあります、
「千居窯」

に御邪魔して、児童たちと陶芸体験をさせていただきました。
▼ブログ

うつわやせん お問合せなど
http://sengogama.blog.fc2.com/blog-category-9.html

千居窯について
http://sengogama.blog.fc2.com/blog-category-2.html

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野球ボールより少し大きいくらいの粘土を頂き、それを使ってお皿やカップ、置物などをそれぞれ作りました。

陶芸を製作するにも
「乾くはやさの違いで割れてしまうので、あまり厚みをかえると難しくなる」
とか、
「置物の場合中は空洞にしたほうがよい」

などの、作る上でのコツを教えていただきました。


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みんな早く作りたかっただろうけど、テーブルに座って静かに話を聞くことができていました。これも大事なことだね。

作る時は無心。色々アイデアを出しながらも、自分なりの形をこつこつと、時には何度か壊しながら作りなおしたり。

「器って、作るのこんなにたいへんなんだー。店に並んでる食器、よくできているよね」なんて言葉もあり、

よく気づいたね!
と話になりました。

みんなが作った作品は、1ヶ月~1ヶ月半ほどで仕上がって届くそうです。

「え~?そんなにかかるの?」

かわかしたあと2回焼くから、結構時間がかかるんだよ。
本当にものを作るって大変なんだね。

さあ、ゆっくり、完成品を想像しながら待っていよう。

2021/10/9 ピザ窯での手作りピザ作り

この日は、富士宮の西山にあります、手作りのピザ窯で、ピザ作りをみんなで行いました。

まずは火おこしから職員が行い、自分でトマトソースやチーズ、具材などをトッピング。みんな自分の好きな具材を、自分で工夫して並べていました。

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窯にピザを放り込むとき、とても高温なので気をつけつつみんなで順番まち。ピザが焼けていく窯の中の様子をみることも、なかなかないので貴重な体験でした。

火の番も楽しいですね。児童たちが何か火にアプローチできないか、とちょろちょろしていたので、ほんの少しだけ近づかせてあげたり。

危ないことを知るのも大事だね。

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朝は涼しかったけど、昼は火の近くということもあって暑い中でピザを食べました。

最初はちょっとこげちゃったりしたけど、職員も徐々に窯からだすタイミングが分かって、だんだんいいタイミングで出せるようになってきました。

火が入る様子が、一枚一枚分かるのも手作りの良さだね。

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次もまた、やってみたいね!

2021/10/12 アトリエSYOH 絵画制作の風景

S すっきりと思いを形に、
Y ゆっくり時間をかけ、
O おおらかに自他をみとめ、
H ほっこり共有する時間。

この標語で行っているアトリエSYOH。

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昨日は3時限目、「キャンバスに色を乗せてみよう!」
でした。

「どこかで みた せかい」を胸に、キャンバスの中に思い思いの景色を創り上げます。

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「絵を描くのは苦手!」

から、「この描き方なら、ぼく・わたしはできる!」

に変換していく時間。


今回は工作やクラフト、色彩に詳しい先生を迎え、画家活動をしている職員の二人で児童の指導に当たっています。


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絵の具の扱い方から自分を表現する力を養うほか、

「今日のわたし・ぼく」を、色や筆遣いから知る。

その日ごとによって、児童の心やからだはめぐるましく移ろいます。その様子を、アンテナのように受信・発信してくれる装置としても、「絵画」が大きな役割を担っています。

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線一本、色の面ひとつから伝わる、その人の「自画像」。

造形には様々な表現がありますが、シンプルな手順で深堀をできるのも、絵画制作のよさのひとつかな?と、実践をしていて感じます。

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制作をするなかで、きっと楽しい場面だけではなく、悩んだり立ち止まったりすることがあります。

ここに赤や緑をぬった、その理由を考え、どうしてその行動をしたのか。それを普段の行動と照らし合わせることで、児童の理解に対して新しい発見があります。

絵画制作を体系化していく過程で、
大人から児童、児童から大人、大人同士といった、
それぞれを行き来する共感の場を提供したいというのが、

アトリエ実施者の今のねらいです。

写真は制作途中の絵を教室内に飾っているところです。
これは、今の自分を確認し、つぎにどうしたいか、という客観性をやしなう力です。