昨年から実施している、美術指導員による放課後の制作タイム
「アトリエSYOH」
の第二期が始まりました。
半年の時間でグループを交代しながら、アクリル絵の具を使い一枚のキャンバスと向き合う体験です。
普段体験したことのない、時間をかけてひとつのものを創り上げる制作の時間。学校とはまた違った、ものづくりの体験です。
制作の中において、決して「楽しい!!」だけではなく「苦しい」「むずかしい」、、、そんな場面もでてくると思います。
昨年はその中でも、全員が腰を据えて制作に臨むことができました。
今期は「どこかでみたせかい」というタイトルを設定して、みんなに提示しました。
新しく入ってきた児童はテーマがあることで「難しい」と思ってしまうこともありますが、できるだけ感覚でできるような雰囲気作りを心がけています。
同じ画材でやっても、児童の成長によって絵の様子が変化していく。昨年1年はこの色を使っていたけど、今年はまた違う色を使っている。
そんな変化が見えてくると、良い記録にもなるなと感じます。
児童の絵を見ていると、それぞれの息遣いにしみじみとした気持ちになります。