【ボードゲームをやる価値を考える】
今日は、エフラボにおいてあるボードゲームの交換をしました。
出したゲームはすごろくやさんの「ファイアードラゴン」です。
このボードゲームを初めて見る職員も多かったので、一回だけルール確認をしながらテストプレイをしました。
かんたんにルールを振り返ります。
1.4色のドラゴンが2頭ずつ。色につき1人(組)で、
2.各色の袋に石炭(黒い石)とルビー(赤い石)を3個ずつ入れる。ここにルビーをためていく。
3.サイコロを二つ投げて、出た目をそれぞれ「ドラゴンを動かす数字」か、「火山に投げ込む宝石の数」
に使うことが出来る。
4.2匹のドラゴンでマス目を移動しながらルビーを回収。
ルビーが落ちていないマス目で他のドラゴンとすれ違ったら、袋から中身を見ずに一個石をもらう。
5.サイコロの目「噴火」マークがでると、缶の火山を持ち上げ中に投げ込まれたルビーがばらまかれる。
6.火山に投げ込む石がなくなったらゲーム終了。
どれだけルビーを集められたか数えてみよう!!
このような進行で進んでいきます。
集めるルビーの宝石は、見た目も綺麗で、集めるワクワク感があります。石が好きな人にとっては、ひときわときめく素材!!
これをひとつぶずつ自分の袋に入れていく作業は、宝石集めみたいで魅力たっぷりです。
そして、このゲームのみどころのひとつが
「噴火」
いままで溜まったルビーがざらざらーーっと流れていく音の爽快さ、高揚感は、感覚刺激の要素があります。
そしてランダムにルビーが落ちるギミックは、工作やデザインの要素として発想力を刺激してくれます。
このボードゲームの教育的魅力を、エフラボ職員S的に分析します。
1.具体物と触れ合うことの、五感学習
ドラゴンのコマ二つを、円状のマスの中で動かす時の空間を意識すること、ルビーをつまみ、色を眺める時の材質感(すきとおっている、ひんやり、つぶつぶ、かくかく)などを、五感を使って感じることは、液晶画面でのではできない、じかの感覚です。
2.想像力を働かせる
物をつかってひとつの物語に入り込んでいくことは、本を読んだりするように、映像で話をおっていく想像力を刺激するきっかけになります。
3.ルール性
ボードゲーム全般に言えることですが、順番を守る、不利な状況・有利な状況での振舞い方といった行動が、社会性をはぐくむ上でのきっかけづくりとなります。
今日はまだこのゲームで遊んでいませんが、児童にとって新しい体験になることを期待します。