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エフラボの2020~2021 支援の風景

4月よりブログの担当が替わりましたが

遅くなり失礼しました、ブログ担当の職員Sです。
長いエフラボの歴史があり、この一年やってきたことだけですが、それを振り返ります。

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新1年生の学習の様子。
文字を読む練習をする前に、感覚の訓練として形を覚え、物を見たり聞いたりする練習から始める児童もいます。

発達の状況に応じて、職員が手作りの教材を作ることも多いです。

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例えば、字を書くことが得意でない児童には、マス目を大きくしたりして学習の方法を変えます。

写真は息抜きと手の訓練をかねた「なぞってあそぼう」のプリント。
勉強をしている横で、その児童の好きな虫などを薄い色のマーカーで描き、それをなぞることで「書く」ことの練習を楽しくできるように、とも考えてみました。

基本はトライ&エラーの連続。

試してみて、反応をみて次のネタを考えます。

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事業所内にあるこまかいところに、いたずら心があったりします。
コミュニケーションの形は色々あっていい、と考えています。
言葉だけでなく、身振り手振りや、表現を使った自己の開放の方法も、児童と一緒に考えます。

またこの半年で、美術教育の資格保有者による「アトリエ」のプランも行いました。それはまた、別の記事で紹介します。

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公園での集団あそびや、ものをつかった造形あそびなども、ひとつ大事だと感じています。
多くの人と時間をともにすることで得られる学びもあり、大きなものであれば、それを一緒に作ったり、
時にぶつかりけんかもすることで、人やものとの関わり方を学ぶきっかけとなると考えます。

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遊びの中で知らずに学ぶことも多い、小学生の時期。
色々な体験を通して、自信をもって社会にでる準備をしていきます。